糸魚川市能生を本拠地に活動する弁天太鼓は、地域の活性化と青年の仲間づくりを目的に、昭和62年に能生町商工会青年部らが中心となり発足。
「弁天太鼓」は能生町のシンボルともいえる弁天岩にちなんで名付けられた。
新潟県一の大きさを誇る大太鼓(直径4尺、重さ600kg)を有し、自然豊かな能生海岸の情景を“波”を通して表現する「ウェーブ」などの創作曲を演奏する。
「奴奈川姫と大ウス祭り」では、オープニング演奏のほか、大国主命と大竜との戦いのシーンを力強い演奏で盛り上げる。
戦いを知らせる法螺貝に始まり、大竜の雄叫びを銅鑼の響きで表現。
大国主の命が大竜に切りかかる場面では、桶胴太鼓の乱れ打ちによりストーリーは最高潮に達する。