古事記にうたわれている、奴奈川姫と大国主命の妻問物語。
「奴奈川姫と大ウス祭り」では、この古代のラブロマンスが奴奈川姫行列として現代に蘇ります。
時代はさかのぼり、今から1800年前の弥生時代。
当糸魚川地方は、聡明で美しく賢い奴奈川姫によって治められていました。
この奴奈川の郷へ、古代から時空を越え、竜、巫女、供人たちを従えて、奴奈川姫が降り立ちます。
奴奈川姫のうわさを聞いた出雲の国の大国主命が、はるばる奴奈川の郷に求婚に訪れます。
姫の危機に大竜が猛然と戦いを挑み、両者緊迫した場面となります。
やがて誤解も解け大竜も収まり、始めは拒んでいた姫も、大国主命の熱意にやがて求婚を承諾します。
願い届き、奴奈川姫と大国主命の結婚を祝って、郷人たちによる祝宴が盛大にひらかれ、奴奈川の郷は喜びにつつまれます。